【製造材料丸わかり】カーボグラスやシリコーンゴム等の先端材料の今

作業員

特徴の多い素材

ガラス

材料開発が盛んな現代ではさまざまな新素材の材料が開発されている。金属から非金属まで多種多様な素材が存在するが、中でもシリコーンゴムは特徴を多く持っている変わった素材と言えるだろう。まずシリコーンゴムの大きな特徴として柔らかいという特徴があるだろう。耐衝撃性に優れていて、衝撃保護素材としても多く用いられている。シリコーンゴムは勿論シリコンを素材として作られていて、シリコン特有の特徴を多く持っている。例えば耐熱性に優れているという特徴は耐衝撃性に次いで有名な特徴である。ゴムである以上高い熱を与えると融けだしてしまうが、一般的なゴムに比べると融点が高いため日常生活で使用する分では溶け出す心配がない。おおよそ200度程度の熱には耐えることが出来るとされていて、200度以下でのしようであれば熱による形状変形が半永久的に無いとされている。この特性を活かして熱で変形しては困るような場所で使用されることも多く、また日常生活でいうとシリコーンゴムを使用した鍋や電子レンジ用タッパーなどがある。
調理用具にも用いられる事が多いシリコーンゴムは温度差の激しい場所でも形状変化がないという特徴を持っている。通常ほとんどの材料が温度変化によって何らかの形状変化が見られる。例えば身の回りに溢れている鉄などは熱を与えると膨張する現象が顕著に見られ、また熱を奪うと縮小してしまう。しかしながらシリコーンゴムは熱に対しても強いし、熱を奪っても同じ形状を保つことが可能である。熱の変化に対して強いという特徴は製造する側としても有利な面が多く、例えば世界中に輸出するために開発する調理器具などに用いられる事が多い。寒冷地法でも利用でき、熱帯雨林地方でも用いることが出来る材料というのは実はそこまで多くはない。様々な特徴を持つシリコーンゴムだが、実は生成が非常に簡単であるという大きな特徴も持っている。射出成形などで簡単に成形が可能になり、形状生成に関するコストを大きく抑えることが出来る。