【製造材料丸わかり】カーボグラスやシリコーンゴム等の先端材料の今

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魔法のようなプラスチック

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身の回りにある製品に多く用いられている材料にプラスチックがある。プラスチックは樹脂材料を用いた材料であり、20世紀初頭に広く広まった20世紀を代表する材料と呼ばれることもある。プラスチックの一番の魅力として成形が簡単で安価に用意することが出来るというポイントが有る。そのため電気製品のカバーを始め様々な日常製品に用いられている。プラスチックは様々な派生があり、製造過程で混合物を変えることで様々な特徴を持たせることが出来る。例えばアクリル板などは一般的なプラスチックよりはヒズミに強く、また透明度を持ちながら加工がし易いという特徴を持つ。利用用途に合わせてこれまで様々なプラスチック派生材料が開発されてきたが、プラスチック界の中でも一際輝く魔法のような材料にポリカーボネート板が存在する。
ポリカーボネート板はプラスチックの中では最高レベルの透明度と耐久性を持つという特徴がある。透明度が高いためガラスと見間違える事も多く、ガラスの代用品として用いられることも多い。耐久性に関してはプラスチックとは思えないほどの硬さを持ち、強化ガラスや防護ガラスとして防犯用品に使用されることも多い。また防炎性を持つため万が一火が移ったとしても自動的に消火してしまう自己消化性という変わった特徴も持っている。一般的なプラスチックよりは加工が難しくはなるが、コストを掛けてまでポリカーボネート板を用いることも実は多い。ポリカーボネート板は幅が大きくなるとその分だけ透過率が下がってしまうという残念な特徴も持っているが、最近ではこのデメリットを克服した新しいポリカーボネート板も登場してきている。こういった新しいポリカーボネート板はガラスよりも高い透過率を持ち、ガラスの性能を超えるようにもなってきている。大きな圧力がかかるような場所ではポリカーボネート板を用いるほうが最適な場面も多く、プラスチックの可能性を大きく広げてくれたプラスチックでもある。